「絵心」って?

さて。

今回は「絵心」って? ですよ。

私は、初めてゼンタングルの本を手にした時に、「絵心がなくても描けますよ」というキャッチフレーズに少なからず魅力を感じたのですが…
よくよく考えてみれば、(いや〜よくよく考えなくても)「絵心」は誰にでもあるものだと分かるのです。
というお話しです。

えーっと。goo辞書にはこんな風に書かれていました。

【絵心】
1 絵をかく心得や趣味。また、絵を理解する能力。「絵心がある」
2 絵をかきたい気持ち。「絵心が動く」

なんとなく…
わかったような…
わからないような…笑

実態がない「絵心」という言葉は、人によって解釈が違ってしまいますから、相当な曲者ですね。

私は月いち、小さなカフェでゼンタングルのワークショップをしています。
(一宮市はモーニング発祥の地らしいです。笑)

そこには「ゼンタングル」を見た事も聞いた事もない近所の妙齢なマダムがたくさん集っていらっしゃいます。
ワークショップの様子をチラチラみてくださるのですが…
その時、出てくる言葉は、
『まあ〜素敵♡手描きなの〜⁈すごいわね〜♡』
その後には、
『ん〜いや〜私には絵心がないから、こういうのは描けないわ〜』
…大抵はこの二つの定番フレーズです。

その度に私は、ニッコリ笑顔をお返ししておりますが。
心の中では…ひとつ目のフレーズに、興味を持ってくださって嬉しい気持ち。
と共に、ふたつ目のフレーズには、果たしてそうでしょうか? さっき言った『まあ〜素敵♡』こそ「絵心」ですよ…と呟いています。
ややこしくなるので申しませんけど。笑

いつからどうしてどうなって、すり替えられてしまったのかは分かりませんが。

「絵心」は本来の意味から外れて、
「絵心」=「絵が上手に描ける」
になってしまっているみたいです。

でもでも、本当の「絵心」はそんなことではなくて、有名な画家の絵画などを見て「素敵だなぁ」と思ったり感動する気持ちだとか、「私も描いてみたいなぁ」と思う心だとかが「絵心」なんじゃないでしょうか?

小さな子どもが(大きなオトナも)絵を描く技術も知らないのに、何を描いているのか意味も考えずに、ただ無心に集中して描いているのも「絵心」があるからだと思うのです。

私の「絵心」の解釈はこうです。

「絵をみて感動する」=「絵心」◎


「絵が好き」=「絵心」◎


「私も描いてみたいなぁ」=「絵心」◎


「絵が上手い(画力)」=「絵心」×


結論=「絵心」と「画力」は別物です♫


だから、
やっぱりゼンタングルには、「絵心」は必要なのだと思います。
私も描いてみたいなぁと思って、たまたまここにたどり着いて、いまこの記事を読んでいるあなたには、すでにもう「絵心」があるということになるんですよ。

上手い絵が描けるという「画力」は要らないけれど、絵が好きで絵を描くのが好きならば誰にでもゼンタングルは描けます!


…と、
声を大にして日本の中心で叫びます。
( ´艸`)ムププ

いかがでしょう。

ゼンタングル
描ける気がしてきました?
(≧∀≦)

はい。

ゼンタングル のお時間です♫




















はい。ゼンタングルのお時間です♫

ゼンタングルをはじめてみませんか?そもそもゼンタングルって?描き方が分からないよ?少しでも気になったらゼンタングルを始めるチャンスです。

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